
ここで挙げるのはあくまで、一般的な色覚を持つ人間を基準にした色の混合の様態である。
二色型の色覚を持つ人にとっては、2つの原色で(その人にとっての)全ての色を合成することができるし、4つ或いはそれ以上の錐体(若しくはそれに相当するもの)を持つ生物にとっては、4つ或いはそれ以上の「原色」が必要になる。
また、ヘビの赤外線検知器であるピットの情報は脳の視覚野に入っており、視覚情報として処理されていることが証明されている。つまり、ピットを持つヘビ(マムシなど)にとっては温度情報もまた原色の一つであろう。
人間は偏光をハイディンガーのブラシと呼ばれる現象を除いてほとんど知覚できないが、水中生物の一部や昆虫など知覚できる生物が存在する。
彼らは透明なものを偏光の回転程度の違いにより見ることができたり、曇り空でも太陽の正確な方向がわかると考えられている。そのような生物には、我々が実際の色に近いと判断する写真が、実物と明らかに異なる色合いに見えると考えられる。
原色はどの色なのと問うひとが居るが、現実的に選択される塗料やインク、或いは、カラーフィルターその他が形成する「原色」の色合いが、常に特別に優越される色合いだという訳では必ずしもない。
減法混合においては彩度が高い状態において明るいものに或る種の優位性が伴う。
『ウィキペディア』参照